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もう、ずいぶん前の話になるのですが、この辺り(U公園)一帯は、米軍の通信基地でした。       旧道のUの中道線の途中にクラブ前というバス停があり、そこで女性が1人バス待ちをしていました。   そこに通りかかったタクシー運転手Aさん(当時西戸崎在住)はその女性が手を振った気がしたので止まり「どこまでですか?」とたずねると、「志賀までお願いします」と言われたので、そのまま車を走らせ、志賀のある所で「ここで良いです」とその女性が言ったので、止めると、「あっ、すみませんお財布を忘れてました!家から持って来ます。」と言われたので、その運転手さんは“しょうがない!志賀の人やけん(人だから)、うそはつかないだろ〜!”と思い、待ってました。                           

 しかし、なかなか戻って来ないので、車を離れその女性が入って行った路地に入って行くと、先の方に提灯(ちょうちん)のあかりが見えています。どこの家に入ったのか解らないので、先の進むと提灯のさがった家 の前に差し掛かったとき、ふと玄関から中をのぞくと、通夜がいとなまれているようすなので“ふと、見る と”先程乗せた女性が遺影(いえい)の写真の人ではありませんか!

 “ひぇ〜”と驚き車にもどり、今さっき乗せた女性が乗っていたシートのところを見るとシートは“びっし ょり”ぬれているではないですか!またまたびっくり!その運転手Aさんは車をとばし急いで西戸崎の自宅 に帰ったそうです。

 それからしばらくは、そのAさんは寝込んでしまったそうです。

※この話は、聞いた話を元に書きました!ご本人様の名誉為に実名は伏せさせてもらいました。